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お勧め施設紹介
●茨城大学五浦美術文化研究所
近代日本を代表する思想家岡倉天心(1862−1913)は、明治31(1898)年に東京美術学校(現東京芸術大学)校長の職を辞して弟子達とともに日本美術院を創設しました。やがて、五浦に居を構えた天心は、明治38年に、四人の愛弟子、横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山を呼び寄せ、日本画の近代化を目指した美術活動がこの地で展開されました。天心は、夏は五浦で過ごし、冬はボストン美術館での業務に励むという生活を亡くなるまで続け、東洋文化を世界に紹介しました。代表作の『茶の本』は現在も各国で読み継がれています。
天心亡き後、遺族からこの地の管理を引き継いでいた横山大観は、戦後茨城大学に寄贈を申し出ました。それを受けて昭和30(1955)年に、五浦美術研究所(後に五浦美術文化研究所と改称)が設立され今日に至ります。敷地内には長屋門、天心旧邸が残り、前庭先の太平洋に突き出した岩の上には、天心が読書と思索にふけった六角堂が往時の面影を留めています。昭和38年に建設された「天心記念館」には、平櫛田中作の《五浦釣人》と《岡倉天心像》のほか、天心の釣舟「龍王丸」など、関連資料が展示されています。付近には、日本美術院研究所跡、天心の墓所、大観の旧別荘があり、風景を楽しみながら日本文化史上の偉業をしのぶ人々が多数訪れています。平成9年に天心記念茨城県五浦美術館が開館し、さらに活気にあふれる名勝地となっています。
日本美術院研究所跡と天心墓地は、日本のナショナルトラスト第一号となりましたが、当研究所の天心ゆかりの六角堂(観瀾亭)、長屋門、旧居宅は、歴史的景観として登録文化財に認定されています。



利用案内
開館時間 ●午前9時30分〜午後5時(入場は4時30分まで)
●11月〜3月は午前9時30分〜午後4時30分(入場は4時まで)
休館日 ●毎週月曜日(国民の祝日の場合はその翌日)
●年末年始(12月29日〜1月3日)
入場料 200円
問合せ先 〒319-1703
北茨城市大津町五浦727の2
Tel:0293-46-0766


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